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裏の駐車場からの外観
お気に入りの石組みの滝落とし、枝垂桜、左壁
には椿、右壁はどうだんつつじを植えて前には
白玉石を敷きしめる。石組みにはハイシンパク
を這わす。
こんな感じで完成しました
広くゆったりとした露天風呂、大人5~6人
は入れます
人気no1の五右衛門風呂
どちらかといえば露天風呂の方に思いを
込めて制作したのだけど・・・・・・・
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出てきましたよ納品書、領収書の一部
これで全部ではないですね、不足してい
る領収書がきだまだありそうです。
製作費はいくら掛かったやら、計算する
のが怖いです。
...
発見した納品書や領収書、ボイラーの作業見積書などから露天風呂制作工程が分かってきた。一番古い納品書の日付が1999年6月から基礎に必要な金物や
部材の納品が集中しているので本格的に風呂枠等の制作に取りかかった時期だと思う。穴掘りを始めたのは1998年の秋頃と思われる。
1998年秋頃 露天風呂制作開始、穴掘りを始める。同時並行で五右衛門風呂、滝用の石組み
1999年6月 風呂枠の制作、、
2000年5月頃 ミキサー車で生コンクリートを運んでもらい型枠に流し込む。
2000年8月ボイラーの設置、電気配線、配管工事一式は私には無理なので業者に委託した。
2002年 ガ-デンライト4本設置する。桜木がライトアップされとても綺麗で良い感じ、大正解です
2008年6月 露天風呂が完成してから8年、風呂の内貼りで使用しいてた檜板が腐って来ていたので使える板だけ残し張り替える事にした。下記写真がその時の
作業状況です。
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風呂壁はfrpでがっちりと固めて防水 塗料を塗り防水は完璧 | 檜板の分別、どのくらい再利用できるかな? | 長い板は、ほとんど利用可能です | 苔をゴシゴシとこすり落とす、洗って乾かし終了 |
風呂の底に隙間を開け板を張り付 ける途中で決心変更、ベタ張りにする |
ベタ張りの方が見た目がきれい壁の 側面に板を張り付ける |
板をはり終えたら腰掛を作成する 板張りの完成、 |
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五右衛門風呂、鉄のお釜です釜の中になぜスノコがあるのかほとんどの人が分からなかった | 脱衣所入り口 | 脱衣所は檜張りです | 脱衣所は入り口が2ケ所あり裏の 駐車場からも入れます |
脱衣所から風呂場に続く アプロ-チ、まだ未完成です |
洗い場から見た入り口です正面は 脱衣所です |
入り口の正面に黒竹にガ-デン ライト黒竹と枯れ木工作の飾り |
正面に露天風呂、石組みの滝からお湯が.流れ落ちる。右手前に五右衛門風呂洗い場には足つぼ刺激用に小石を敷いた |
子供たちに大人気の鉄製のお釜 なぜスノコが釜の中にあるのかは 誰もわかりませんでした |
裏の駐車場からの外観 | 駐車場側からの出入り口 | ボイラー |
ろ過機
、
おこずかいは雀の涙・・・・・・好きで始めたので・・・・・・・まあ仕方がありません
写真はリフオ-ムの時のものですがほぼ制作当時も同じような手順で進めているので制作工程紹介は今回で終了します。
次回のその4では制作時および制作後にとんでもないことになった事例を紹介します。
その4
今まで露天風呂制作を紹介してきたのですがなぜ幅2.4m×2.4m深さ70cmもある風呂を制作をしたのか1年以上もかけて石組み用の石を
準備したのに檜の風呂にしたのかそれには恐ろしく怖い思いをしたからです。
風呂の外枠も完了して石を使い滝組も何とか完成していよいよ枠内の配置に掛かった1人でレッカーを使い何石か組み込み少し大きめの石をつり
上げ片手で石を抑えて位置決めをしている時にワイヤーから石が滑り落ちた。あっという間の出来事でガツッと足元に大きな音がした。
「あっ足を潰した」か・・・痛みはない、恐る恐る足元を見ると爪先2~3センチに落下していた。ほっとした瞬間に背筋が凍り付き同時に冷や汗がドット
出たしばらくの間、動悸が止まらない仕事を続けることが出来なくなった。
レッカー5トン未満及び玉掛け資格はあるが事故は思わぬ時に起こるものだと身に染みて実感しました。この出来事があって石の使用をやめて檜板
を使い檜風呂を制作した訳です、今まで集めた石は無駄になってしまいました。
幅2.4m×2.4m深さ70cmがそのまま湯船になってしまい使用する水の量も約2トン湯を沸かすボイラーも高出力で4時間もかかり使用する灯油の
量も半端ない各料金もかさみ全くとんでもないことになってしまいました。
色々とありましたが自力で露天風呂を完成させ満足しています。長い間に友人達、お弟子さんが喜んでくれる本当に嬉しいことです。これからも皆さんに
楽しんもらいたいと思います。
その5
2020年に超大型の台風が日本列島襲い各地に大被害を及ぼした。私の自慢の露天風呂にもそれは襲ってきた。板塀の三分の一が倒壊してしまった
制作してから20年も経ち老巧化していたのか、倒れた他の部分にも影響がありこのままずっと使い続けるには無理があるので板塀と石組みを.新しく
作り直すことにした。塀は人工竹垣材で作成して風呂は岩風呂にします、以前に怖い思いをしたのでこれも知り合いの業者に依頼しました。岩風呂の
石組み以外のできることは知り合いの大工さんに手伝ってもらいコツコツと2021年春完成を目指して作っています。
制作課程の画像ですどのように変わっていくかお楽しみ下さい
湯船内の正面石組み | 3段滝落としの石組み | 風呂の右側 | 弁天様を安置しました |
弁天様の隣は五右衛門風呂です、 石組み途中ですがこの後に東屋を作ります | 湯船から洗い場と脱衣所を臨む | ||
全景 | 懇意にしている隣の大工さんです露天風呂内の壁等を制作してくれます | ||
脱衣所から風呂場に続く アプロ-チ、まだ未完成です |
裏の駐車場からの外観 |
次回は制作途中及び完成まで紹介できたらと思います、3月末までに完成できるか時間的に不安ですが少しずつ進めていきますお楽しみに。
その6
2021年3月 露天風呂の桜が満開に咲きましたよ、いよいよ念願の満開の桜下でゆっくりと湯につかる日が来たかと思いきや残念ながらまだ完成していません
間に合いませんでした・・😢 今までの途中経過の画像をご覧ください。
知人の方や懇意にしている石材店の方から鉄平石を無償で提供してもらいました | 風呂床に合わせて石を並べていますが自然石のままだと収まりが悪く何度も敷き | ||
直すこと数度、半日かけても収まりませんでした、そこで石鎚やデスクグラインダーを使い石を削りパズルのように組み合わせること二日やっと形になりました。 | |||
次の仕事に掛かります、仮敷きした石を取り外しながらモルタルで貼り付けて行きますこの作業も三日かかりましたがまだ壁張りや縁張り細部の仕事が残っています | |||
あと何日掛かるやら (-_-;) この数日で三分咲きだった桜が完成前に満開になってしまいました。お風呂には入れませんでした |
こんな調子で作業を進めて来たが予定どうりには進みません、素人故に自然石の形を活かしたいとこだわりを持って仕事を続けたので無駄な時間を費やしてしまいました。
素人なのだからこだわりを持たずに鉄平石等をザックリとカットした方が目地も敷石も綺麗にでき仕事が早く終わることが分かりました。 後の祭りですが 😢😢残りの仕事
は壁張りと浴槽周りの石張りが残っているので今度はザックリとやってみようと思います。
今度は完成期日を決めないでゆっくりと気長に進めます。 ゆっくりと気長にね。